


断片からなる長編―天窓の上を風が吹く。木の枝が揺れる。カラスが戦う―文学はこんなにも唐突だ。ページをめくるたびにあふれ出す、小説、夢、会話、猫やカラス、雑多な抜き書き、廃屋、日記、宇宙論の断片。小説の自由をひたすら追究する作家の驚くべき最新作。

「ママ、いったいいつになったら死んでくれるの?」親の介護、姉妹の確執…離婚を迷う女は一人旅へ。『本格小説』『日本語が亡びるとき』の著者が、自身の体験を交えて描く待望の最新長篇。

何を読み、何を考え、ここまできたのか。作家生活50年を越えた今、自らの文学人生とその生き様を初めて明かす。初めて綴られた、人生の総決算!

ブログ「内田樹の研究室」と、各媒体への寄稿記事より、「読書」と「表現」に関するものを厳選、大幅に加筆・改訂。21世紀とその先の生き抜くための、滋味たっぷり、笑って学べる読書エッセイ!

ダンボールのベッドに、グラスによそったごはん。たどたどしくも甘い生活は、いま、決して避けることのできない「その時」を、迎える……。絶賛の嵐を呼ぶ、「普通の家族」を夢みるものたちの、おかしくて、そしてせつない、ある奇跡への物語。待望の第2巻!