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デカスロン 1〜7
山田芳裕
小学館
税込 各670円
秋です。 秋といえば運動会!…という習慣が必ずしもそうでなくなって、久しいですが。
デカスロン、という競技をご存知でしょうか。オリンピック種目であるにも関わらず、日本ではまだまだ知られていないスポーツ。
何かと言うと、十種競技。
二日間の日程で1人で10種もの陸上競技をこなし、その総合得点で競う、という何という物好き…いやいや、大変過酷なスポーツなのです。
選手はどれか一つだけの競技で点数を稼ぐのではなく、10種満遍なく高得点をたたき出さないことには容易には上位に食い込めません。おまけにレベル自体もかなり高く、その競技専門の選手の記録を上回ることすらあるんだとか。
それゆえ、デカスロンの勝者は「キング・オブ・アスリート」と賞されるほど。
この物語の主人公は経験が浅く、殆ど一発勝負的に全力で名だたる強敵に挑んでいきます。
無根拠に見える自信を見せたり、意地だけで記録を伸ばしたり、時にはあっという間に気持ちが折れて無残な結果になってしまったり。
躍動感溢れる力強い絵と、ダイナミックな構図で、読ませます。
「ひとり運動会」と言いたくなるデカスロンを読んで、今年の秋はちょっと体を動かしてみる、というのはどうでしょう。
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